先日 新住恊(新木造住宅技術研究協議会)のオープンセミナーに参加してまいりました。タイトルは「断熱等級6〜7はこうしてつくる」Q1.0住宅レベル1ならこんなに簡単!全棟Q1.0住宅レベル3での建設を目指そう!でした。
ここ数年、コロナの関係で、リアルセミナーの開催ができずに、ZOOMセミナーが主だったのですが、鎌田先生曰く、「ZOOMセミナーだとちゃんと伝わっているのかどうかが全然わからない」ので、リアルに開催できるようになってよかったと。自分も今回、ZOOMでの参加もできる体制だったので、どちらにしようか迷いましたが、リアル参加 しかも最前列(汗)で受講いたしました。さすがに最前列で写真は撮りづらく 今回は写真は無し。講義の冒頭に、新住恊が立ち上がってから、今 まさに 新基準ができて、それとどう向き合いやってゆくかという話。結論的には、Q1住宅レベル3だと、だいたい断熱等級的には7には少し届かない。目指すところが、少ないエネルギー消費で、快適な住生活を送れる家を建てること。お客様には、冷暖房負荷計算プログラム「QPEX」で計算した結果を示しつつ、断熱等級7とQ1レベル3の消費エネルギーの差とコストの差を示して、お客様に選んでいただくのが良いのではないかと。
セミナーのスライドも多く、しかもそのスライド一枚一枚の内容が非常に濃い!3時間半の講義だったのですが あっという間に時間がたってしまいました。
ひとつ衝撃だった話が、今までのQPEXの気象データは2010年のものが使用されているのですが、間もなくリリースされるOPEX5.0は、その気象データが2020年のものと新しくなるとのこと。やはりそのデータの変化を見ても温暖化が進んでいるのがわかるのですが、2023年の気象データと比較すると、2010年〜2020年の10年間の温度上昇と、2020年と2023年の温度上昇が同じくらいだと・・・単純に解釈すると、温暖化のスピードがすごい勢いで増してきていると。2023年がたまたまとても暑かったのか、それともこれからは、毎年のように過去最高の暑さ をどんどん更新していってしまうのか・・・。実際のところ、温暖化が進めば、暖房に必要なエネルギ消費も減ってくるので、その点に関しては悪いことではないとは思います。が、地球全体としての温暖化をとらえると、夏の冷房負荷が増してゆく 異常気象の集中豪雨や巨大台風などの増加による自然災害の増加、海面上昇 生態系の変化など、今までより よくない状況も多く起きてきます。地球が人間の住めない星にならないように、後世の人々に恨まれることのないようにできることからやらなければと感じます。(といっても矛盾しますよね それならZOOM参加しなさい という感じですが)
]]>東北住建さんの勉強会「春の住建会」に参加してきました。講師として、岩手県立大学の青笹先生と、岩手県県土整備部建築住宅課の担当の方にお話をしていただきました。青笹先生の話のテーマは「省エネ基準の適合義務化 その先の家づくり」でした。その中に「カーボンニュートラルは誰の為?」というパートがあり、イノーバとしても「2050年のカーボンニュートラルな社会の実現に」向けて微力ながらも貢献してゆきたいと思っているところです。家の断熱性を上げることは、当然、暖房費・使用エネルギーの削減につながり、家計にも優しく、そして快適性の向上にも大きく付与します。2050年というと、ずいぶん先のようですが、今が2024年なので、26年後 建てた家のことを考えると、まだまだ住み続けるための建物になります。県の方の話では、法律が変わる話や、岩手型住宅の令和6年版の説明がありました。持続可能な社会の実現に向けて、もしかすると行政のほうが熱心・・・まぁ、「個人」の考えることはやはり自分中心になってしまうのがしょうがないところでもあり、「社会」を良くしてゆこうというアクションは個人が引っ張るところではないのでしょうけども、性能の高いしっかりした家づくりをすることは、個人にとっても社会にとってもWINWINだと思うので、その方向を進めなければと感じました。
]]>HEAD研究会ビルダーTFの定期勉強会in柴材木店 つくば に参加してきました。まず、「HEAD研究会」とは・・・建築や不動産にかかわる多様な分野で活躍している方々が、今までの枠にとらわれずに、新たな○○〇を作ってゆく活動…〇〇〇は 「もの」ではなく、その〇〇〇が「何か」に興味があって、参加しています。理事長でである松村先生は「ひらかれた場づくり」と表現しています。
今回訪れた柴木材店(といっても建築を建てる工務店)さんがつくった、街づくり提案のかたち「クラスコ倉掛」をご案内いただきました。いち建築屋 工務店 みんな「いいもの作っている」という自負はあると思いますが、その価値をどう上げてゆくか ということが多くの悩みの種です。分譲住宅に取り組むことによって、建築単体ではなく、庭・庭木を借景として共有するような場・コミュニティーの提案をカタチにして、建物でだけでなく場の価値を上げてゆく そんな取組にチャレンジした柴社長の話を伺いました。先代社長には猛反対されたが、結果として成功し、第二弾、第三弾と計画が続いているとのことです。すばらしいですね!そんな話を聞いて、既存のまちも再び価値が上がる流れができればいいのにな などと思いました。毎回企画を作ってくださるビルダーTFの委員長権藤先生ありがとうございます。
写真の2枚目、3枚目は、つくば里山住宅博で建てられた、柴材木さんのモデルハウス・・・伊礼智さんの設計・・・でお話を伺いました。久しぶりに訪問したのですが、丁寧に作りこまれた、居心地のいい空間・・・よかったです。
]]>インスタ始めました!
イノーバ担当(@housinginnova) • Instagram写真と動画
仕事と直接的なかかわりはほとんどない
担当者の趣味の街歩き・食べ歩き・乗り鉄・歴史などの
内容になりますが、そちらもフォロー、いいね!
をよろしくお願いいたします
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こもれびジェラートさんで、ジェラートをいただいてきました。人気NO1の「牧場ミルク」と「クリームチーズ ブルーベリー」をいただきました。人気NO1の牧場ミルクは、一番人気だけあって、濃厚でとてもおいしい!あっという間になくなってしまいました。クリームチーズブルーベリーも濃厚なチーズとフレッシュなブルーベリーがとてもおいしかったです。営業日が、「金・土・日・月」で休みが「火・水・木」なので、営業日に秋保温泉近くに来たときはぜひ訪れてみてください。場所は、仙台から秋保街道で、秋保温泉に向かって、秋保の温泉街を少し先の秋保街道沿いになります。向かいにクロネコヤマトの配送センターがあります。
]]>2022年に工事 お引渡しさせていただいた 仙台市青葉区秋保町にある「こもれびジェラート」さん
素敵なたたずまいです✨ つづく
]]>今となってはクラシックなスタイルですが、最も確実な方式として今回採用しました。
屋根断熱材厚は200?+105?です。
基礎断熱材と土台の隙間に発泡ウレタンを充填したうえで外壁構造用合板を貼り付けます。
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大工さん、5人で作業してくれているので現場進捗のスピードが速いんです。
盛岡市は中間検査がないので!!どんどん作業を進めることが出来ます。
棟梁と外壁付加断熱の手順を打ち合わせて仙台に帰ることにしました。
次回来るときはどこまで進んでいるでしょうか・・・
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抜けるような青空ですが気温は低く、地面には溶けずに残っている雪が・・
やっぱり盛岡は寒いです。
この後、棟梁に屋根断熱と外壁付加断熱の手法を意見交換して仙台への帰路につきました。
大工さん、気をつけて作業をと祈りつつ。
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すでに中央部分は砕石と砂で成型が終わり防湿フィルムが張られ、
外周部は捨てコン打設済みで型枠の墨が打たれていました。
外周部から底板の断熱材が敷かれ、
こんなふうに全面が断熱材で覆われ、コンクリート打設に移ります。
]]>地盤調査の結果は良好。地盤補強なしで基礎に着手できました。
写真は基礎外周に使用するビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)
厚さ100?、押出ポリスチレン板(XPS)に比べ防蟻特性に優れます。
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現状は月極駐車場として使われています。
南側に6m市道、北側にも6mのこちらは自転車歩行者専用がある静かな環境に位置しています。
当場所は盛岡市の都市景観区域内にあり、その中でも景観形成重点地域であり、おまけに準防火地域内ということで建築確認申請には結構な労力を要しました。
地盤調査の結果は概ね良好ということで地盤補強不要で基礎工事に着手します。
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本物件は東京を拠点に活動する ateliermeie「アトリエ・メイエ」木村姉妹の設計によるものです。
盛岡市出身で双子のお二人は、建築家の中村好文氏に師事し2018年に独立されました。
アトリエ・メイエURL http://meie.jp/
Q値1.0・UA値0.30の高性能な器に、自然素材を用いた素朴でシンプルなデザインを内包した「居心地の良い住まい」造りをご覧ください。
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ちょっと前になりますが、施主様の依頼を受けて秋保町まで空撮に行ってきました。
2年前に完成した「ヴィヴィアンネイル」です。
なんでもご自分で出来てしまう施主様で、きれいに造られた庭も上空から見たのは初めてです。
仕上がり具合もチェックできたようです。
今のところはOB施主のお客様限定になりますが、ご希望あれば空撮画像(動画も)を撮ってご提供いたします。
遠慮なくお問い合わせください。
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